今までディスプレイ無しで稼働していたUbuntu14.04LTSインストール済PC用に、VGA入力のみのディスプレイをゲットしてきました。
ファイルサーバとして動いてもらってるので、別にディスプレイは不要なんですけどね。
何かしたい時とかは、TeamViewerでリモート接続してちゃちゃっと作業しちゃうし。
でもディスプレイ未接続だと、解像度が初期設定の1024x768で固定されてしまうんです。
この解像度だとちょっと狭く、一部ソフトが正常に機能してくれないので、1280x1024まで表示出来るディスプレイを調達してきた、というわけです。
で、調達してきたのは良いんですが、このPC、映像出力がDVI-IとHDMIしか無く、VGAがありません。
仕方がないので、DVI-IからVGAへの変換器をかませ、VGA出力させることにしました。
無事映像が出力されましたが、解像度が初期設定の1024x768のまま。
自動で解像度変えてくれないのか、面倒だなぁ、と思いつつ、ディスプレイ設定を開くも、「不明なディスプレイ」と表示され、解像度は1024x768と、800x600の二つしか表示されない。
変換器をかませて接続してるので、ディスプレイ情報が読み込めてないのですかね?
いずれにせよ、このままではディスプレイを調達してきた意味がありません。
なんとかして1280x1024で表示出来るようにしましょう。
そんなこんなでググってたら、そのものずばりの解決方法が書かれたページを発見しました。
Ubuntu日本語フォーラム / ディスプレイが認識されているが、表示されない
#4の内容を参考にして、以下作業を行いました。
【解像度追加の作業内容】
- 端末を開き、
sudo su -
でルートに切り替える。
xrandr
を実行し、映像出力中のディスプレイ名を確認する。
(自分の環境では『VGA1』でした。)
cvt 1280 1024
を実行し、解像度1280x1024の出力モードの情報を入手する。
Modeline
より後の情報を覚えておいてください。
touch /etc/lightdm/lightdm_display.sh
を実行し、lightdm_display.shファイルを作成する。
chmod 755 /etc/lightdm/lightdm_display.sh
を実行し、権限を付与する。
gedit /etc/lightdm/lightdm_display.sh
を実行し、エディタで先ほど作成したファイルを開く。
- エディタが開いたら、以下内容を書き込み保存する。
#!/bin/sh
xrandr --newmode "1280x1024_60.00" (省略) -hsync +vsync
xrandr --addmode VGA1 "1280x1024_60.00"
xrandr --output VGA1 --mode "1280x1024_60.00"
gedit /etc/lightdm/lightdm.conf
を実行し、最下行に以下のコマンドを追加して保存する。
display-setup-script=/etc/lightdm/lightdm_display.sh
- OSを再起動し、解像度が1280x1024で起動出来たことを確認する。
以上で作業は終わりです。
これで無事、1280x1024の解像度で表示されました。
いやー、よかったよかった。
これでリモート接続時の作業が捗るというものです。
まぁ、そんな作業することなんてめったにないんですけどね・・・。
