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本家「ハクシナソラ」の日記。
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プロフィール
名前 : ゼナルバ
本家「ハクシナソラ」の管理人。
Webサイト黎明期ぐらいの頃にサイト開設、自由気ままに記事を書いたりまとめたり、サイトを移転したり一時休止したりして今に至る。
本ブログは主に自身の備忘録と日々の記録のために利用しています。
パソコン関係の記事が多いかも。
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うちにはネットワークプリンタの「MG6130」があります。
キャノン製のインクジェット複合機ですね。
で、Ubuntu14.04LTSをインストールしたPCからLAN経由で印刷出来ないかなー、と思い、ちょっと試してみました。
試してみたところ、いくつか問題にぶち当たりましたがなんとか設定出来たので、以下に備忘録というかメモというか設定方法をまとめておきます。
尚、LAN経由でスキャナは使わないので、スキャナの設定は行いません。ご了承を。

【ネットワークプリンタ「MG6130」の設定方法】
  1. 「libtiff4」をダウンロードしてインストールします。
    これが無いとプリンタドライバーをインストール出来ません。
    「libtiff4」は以下のサイトからダウンロード可能です。

    Ubuntu – precise の libtiff4 パッケージに関する詳細

    Ubuntuが32bit版なら「i386」を、64bit版なら「amd64」を選択しましょう。
    選択した先のページの「security.ubuntu.com/ubuntu」というリンクをクリックすればダウンロードが始まります。
    ダウンロード完了後、ダウンロードしたファイルをダブルクリックすればインストーラーが起動すると思いますので、「インストール」ボタンをクリックしてインストールします。

    ※このソフト、Ubuntu13.10までは標準で入っていたらしいですが、14.04からは入っていないようです。
  2. 「rpm」がインストールされてあれば、アンインストールしておきます。
    これがあるとプリンタドライバーをインストール時にエラーが出てしまいます。
    端末を起動し、以下コマンドを実行してください。
    user@pc:~$ sudo apt-get remove rpm
    プリンタドライバーのインストールが終わったら、またインストールするので大丈夫です。
  3. キャノン公式サイトからプリンタドライバーをダウンロードします。
    MG6130のプリンタドライバのダウンロードページはこちら。

    キヤノン:ダウンロード|IJ Printer Driver Ver.3.40 for Linux

    「debian」と書かれた方の「HTTPダウンロード」ボタンをクリックします。
  4. ダウンロードしたファイル「cnijfilter-mg6100series-3.40-1-deb.tar.gz」を展開します。
    ダブルクリックすればアーカイブマネージャーというソフトが起動してくれると思います。
    起動したら「展開」ボタンをクリックすればOKです。
  5. 展開で作成されたディレクトリ「cnijfilter-mg6100series-3.40-1-deb」を、作業しやすいようにカレントディレクトリ直下に置きます。
    ついでにディレクトリ名も短い名前に変えておくと良いです。
    ここでは「pd」という名前に変えておきます。
  6. 端末を起動し、先ほどのディレクトリ「pd」に移動、ディレクトリ内の「install.sh」を実行します。
    コマンドは以下のとおり。
    user@pc:~$ cd pd
    user@pc:~/pd$ sudo ./install.sh
    あとは指示に従っていけば、無事プリンタドライバーインストール完了です。
  7. 先ほどアンインストールした「rpm」を再インストールします。
    コマンドは以下のとおり。
    user@pc:~/pd$ sudo apt-get install rpm
  8. 「システム設定」→「プリンター」と開いた先に、設定したプリンタ名が表示されてあれば、設定完了です。

手順1の「libtiff4」は「insutall.sh」実行後のステータスメッセージを見ていて、なんとなく「これが入ってないんだな」ってわかったのですが、手順2は解決するまで時間かかりました。
「rpm」が原因だったとは・・・
上記方法では最後に「rpm」を再インストールしてますが、また同じような問題に出会うかもしれないので、もしかしたらアンインストールしたままでも良いのかもしれないですね。

今回参考にさせてもらったサイト及びブログさんは以下のとおり。
ありがとうございました。

Ubuntu日本語フォーラム / canon MG6130 プリンターのドライバーをインストールできません

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先日書いた記事「Ubuntu14.04LTSにsambaを設定する」で、ubuntu14.04LTSに接続した外付けHDDをパス有りで共有化しましたが、別にフォルダを作り、そっちのフォルダはパス無し共有フォルダ化(誰でもアクセス可能に)したいと思い、ちょっと試してみました。

まずは/media/user/usbhddフォルダを開き、対象となるフォルダ「share」を作成します。
次に、作成したshareフォルダを右クリックしてプロパティを開き、「ローカルネットワーク共有」タブをクリック、「このフォルダーを共有する」と「このフォルダー内でのファイルの作成・削除を他のユーザに許可する」、「ゲストによるアクセス(ユーザーアカウントを持たない人向け)」の3つにチェックを入れます。

これで他PCからshareフォルダが見れるようになりました。
が、アクセスしてみると、「アクセス権限がありません」という非情なメッセージが。
ubuntuからshareフォルダを右クリックしてプロパティを開き、「アクセス権」タブをクリックしてみると、「その他」の「アクセス」が「なし」になっていました。
これじゃだめですよねー、ということで、「なし」から「作成と削除」に変更・・・
したいのですが、何度やっても「なし」に戻ります。
GUIがダメならCUIだ、ということで端末を起動して以下コマンドを実行し、アクセス権限を変更します。
user@pc:~$ chmod -R 777 /media/user/usbhdd/share
エラー出なかったので上手くいったかと思いましたが、確認してみると変更されておらず、他PCからは相変わらずshareフォルダにアクセス出来ません。
うむむ、どういうことでしょうか。

色々調べたり試してみたりした結果、どうやらマウントされた後では、アクセス権限の変更は不可能のようです。
じゃあどのタイミングだったら変更可能なのか?
変更可能タイミング、それは「マウントする時」でした。

外付けHDDをPCに接続すると、ubuntuが自動的にマウントしてくれます。
ですがubuntuにマウントしてもらうと、全フォルダ・ファイルの所有者・所有グループは「ログイン中のユーザー」に、アクセス権限は「700(所有者:フルアクセス 所有グループ・その他:アクセスなし)」に設定されます。
ですので所有者情報やアクセス権限を自由に設定したい場合、ubuntuにマウントしてもらうのではなく、こちらでマウントしなければいけません。

さて、そのマウント方法ですが、マウント毎に端末起動してコマンド実行してマウント先設定してマウントさせる「手動マウント」と、予めマウントしてほしいデバイスを登録しておけば、PC起動時に登録されてあるデバイスを設定値でマウントしてくれる「自動マウント」があります。
毎回コマンド実行するのは面倒なので、「自動マウント」の方法を選択します。
といっても、途中まではどちらも同じ作業なんですけどね。
では改めて、マウント方法は以下のとおりです。

【ubuntuへの外付けHDD自動マウント方法】
  1. マウント先フォルダを作成します。
    ubuntuはデフォルトでマウント用のフォルダ「/mnt」を用意してくれているので、ここにフォルダを作れば良いでしょう。
    フォルダ名は何でも良いですが、とりあえずここでは「usbhdd」とします。
    ちなみに「/home/user」フォルダ内に作ったり、フォルダ名に記号が入っていたりすると、正常に動作しませんので注意が必要です。
    私の環境では、マウント後のフォルダ・ファイルのアクセス権限の全メンバーが、「読み込み・実行のみ」に固定されてしまいました。
    (2017年3月11日 追記)
    最近のアップデードで修正されたか、自身の確認不足だったかどうかわかりませんが、現在は「/home/user」フォルダ内に作ったり、フォルダ名に記号が入っていたりしていても正常に動作するようになっていました。
  2. マウントする外付けHDDのID(UUID)を確認します。
    コマンドと実行結果は以下のとおり。
    user@pc:~$ blkid
    (省略)
    /dev/sdb1: LABEL="usbhdd" UUID="(略)" TYPE="ntfs" 
    (省略)
    
    UUID="(略)"の部分を確認しましょう。
  3. マウントする外付けHDDの所有者となる、現在ログイン中のユーザーのIDを確認します。
    コマンドと実行結果は以下のとおり。
    user@pc:~$ id user
    uid=1000(user) gid=1000(user) (略)
    
    uid=1000(user)gid=1000(user)の部分を確認しましょう。
  4. 端末でsudo gedit /etc/fstabコマンドを実行して自動マウント設定ファイルを開き、最下行に自動マウントさせたい外付けHDDの情報を書き込みます。
    書き込む情報は以下のとおり。
    # usbhdd 2016.5.25 add
    UUID=(略) /mnt/usbhdd auto defaults,uid=1000,gid=1000,umask=002 0 0
    
    UUID=(略)の部分は、手順2で確認した外付けHDDのIDを設定します。
    ID確認時には囲っていたダブルコーテーション(")を記入しないように注意しましょう。
    /mnt/usbhddの部分は、手順1で作成したマウント先フォルダパスを設定します。
    マウント成功すると、このフォルダ内に外付けHDD内のデータが展開されます。
    autoの部分は、ファイルシステムを設定します。
    「auto」だと自動判断してくれます。
    defaults,uid=1000,gid=1000,umask=002の部分は、マウントオプションを設定します。
    「defaults」だと、未設定項目については標準値を設定するようです。
    「uid」は所有者ID、「gid」は所有グループIDですので、手順3で確認したユーザーIDを設定します。
    「uid」と「gid」を設定しないと、所有者・所有グループは「root」になります。
    「umask」はアクセス権限です。
    3桁の数値は左から「所有者」、「所有グループ」、「その他」になります。
    「0」だとフルアクセス、「2」だと読み込みと実行のみ(変更・書き込み禁止)、「7」だとアクセス権限なしになります。
    「002」だと、所有者と所有グループはフルアクセス、その他は読み込みと実行のみ、となります。
    「umask」を設定しないと、すべてのメンバーがフルアクセス(「000」設定した状態)になります。
    行末の2つの「0」ですが、これはえーっと、なんでしたっけ?
    とりあえずどちらも「0」で問題無いようです。
  5. PCを再起動し、起動後の/mnt/usbhddフォルダ内に外付けHDD内データが展開されてあればOKです。

以上が自動マウント方法です。
長々と書いてますが、やってることは単純です。
マウント先フォルダ作って、ID確認して、設定ファイルにマウント情報書き込んでるだけです。

それにしても、まさか外付けHDDはマウント後にアクセス権限変更出来ないようになっていたとはねぇ。
今回試していなかったら、多分ずっと知らないままでした。
いやはや、試しておいて良かったです。

今回参考にさせてもらったサイトさんは以下のとおりです。
ありがとうございました。


まだ参考にしたサイトさんあった気がするんですが、履歴探しても見つからない・・・
次からは参考サイトさんメモ書いとかないと。

【関連記事(時系列順)】

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先日、GV-USB2というビデオキャプチャーを購入しました。
ちょっと懐かしいアニメが録画されたVHSが発見されたので、それをデータ化しておこうと思いまして。
で、買ったはいいのですが、まだ一度も使わず。
そのVHS保管場所が車で40分くらいかかる場所にあるので、気軽に行けないんですよね。
行ったら行ったで、庭掃除とか倉庫整理とか、いろいろやらないといけないし。
うーん、VHSに足生えて歩いてきてくれたら良いのに。
あー、日焼けしてテープがダメになるか。

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手持ちのPC1台をWin7からWin10にアップして動作検証していたところ、USB3.0ハブに挿したUSB3.0外付けHDDが、USB2.0程度の速度しか出てないことに気が付きました。
なんでだろう、と思ってデバイスマネージャーを開いてユニバーサルシリアルバスコントローラーのところを見てみたら、「Superspeed USB Hub (Non Functional)」なるデバイスを発見。
はて、Win7の時にこんなデバイスあったかな?
ぐぐってみたら、どうやらこれがUSB3.0ハブのデバイス名らしく、中のチップのファームウェアが古いせいでUSB2.0ハブとして認識されているとのこと。
うへ、そんなことあるのか。

というわけで、ファームウェアのアップデートを行ってみました。
ハブを解体してチップを見てみたら、「VLI810」って書かれてたので、下のサイトさんからアップデートツールを入手しました。

Driver ‧ Firmware | 威鋒電子

入手したアップデートツールは「Usb3HubFWUpgrade_Setup_V0.41_VL810_0960.zip」。
これを解凍してソフトをインストール、インストール後のソフトを起動します。
起動と同時にハードのスキャンを行うので、ちょっと待ちます。
スキャンが終わって、デバイスが見つかったと表示されたら、「StartUpgrade」ボタンを押します。
しばらく待っていたらアップデート完了の通知が出ますので、ソフトを終了し、ハブを再起動すれば終了です。

で、無事アップデートが完了したUSB3.0ハブに改めてUSB3.0外付けHDDを接続したところ、めでたくUSB3.0本来の速度が出てくれました。
うーん、こんなこともあるのですねぇ。
また少し賢くなったような気がします。
まぁ数日たったら忘れちゃうと思いますが。

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今までディスプレイ無しで稼働していたUbuntu14.04LTSインストール済PC用に、VGA入力のみのディスプレイをゲットしてきました。
ファイルサーバとして動いてもらってるので、別にディスプレイは不要なんですけどね。
何かしたい時とかは、TeamViewerでリモート接続してちゃちゃっと作業しちゃうし。
でもディスプレイ未接続だと、解像度が初期設定の1024x768で固定されてしまうんです。
この解像度だとちょっと狭く、一部ソフトが正常に機能してくれないので、1280x1024まで表示出来るディスプレイを調達してきた、というわけです。

で、調達してきたのは良いんですが、このPC、映像出力がDVI-IとHDMIしか無く、VGAがありません。
仕方がないので、DVI-IからVGAへの変換器をかませ、VGA出力させることにしました。
無事映像が出力されましたが、解像度が初期設定の1024x768のまま。
自動で解像度変えてくれないのか、面倒だなぁ、と思いつつ、ディスプレイ設定を開くも、「不明なディスプレイ」と表示され、解像度は1024x768と、800x600の二つしか表示されない。
変換器をかませて接続してるので、ディスプレイ情報が読み込めてないのですかね?

いずれにせよ、このままではディスプレイを調達してきた意味がありません。
なんとかして1280x1024で表示出来るようにしましょう。
そんなこんなでググってたら、そのものずばりの解決方法が書かれたページを発見しました。

Ubuntu日本語フォーラム / ディスプレイが認識されているが、表示されない

#4の内容を参考にして、以下作業を行いました。

【解像度追加の作業内容】
  1. 端末を開き、sudo su -でルートに切り替える。
  2. xrandrを実行し、映像出力中のディスプレイ名を確認する。
    (自分の環境では『VGA1』でした。)
  3. cvt 1280 1024を実行し、解像度1280x1024の出力モードの情報を入手する。
    Modelineより後の情報を覚えておいてください。
  4. touch /etc/lightdm/lightdm_display.shを実行し、lightdm_display.shファイルを作成する。
  5. chmod 755 /etc/lightdm/lightdm_display.shを実行し、権限を付与する。
  6. gedit /etc/lightdm/lightdm_display.shを実行し、エディタで先ほど作成したファイルを開く。
  7. エディタが開いたら、以下内容を書き込み保存する。
    #!/bin/sh
    xrandr --newmode "1280x1024_60.00" (省略) -hsync +vsync
    xrandr --addmode VGA1 "1280x1024_60.00"
    xrandr --output VGA1 --mode "1280x1024_60.00"
    
  8. gedit /etc/lightdm/lightdm.confを実行し、最下行に以下のコマンドを追加して保存する。
    display-setup-script=/etc/lightdm/lightdm_display.sh
  9. OSを再起動し、解像度が1280x1024で起動出来たことを確認する。

以上で作業は終わりです。
これで無事、1280x1024の解像度で表示されました。
いやー、よかったよかった。
これでリモート接続時の作業が捗るというものです。

まぁ、そんな作業することなんてめったにないんですけどね・・・。

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久しぶりに田舎の祖父母の家に行くと、家近くの誰かさんの田んぼの田植えが終わっており、水が張ってありました。
で、カエルたちがゲコゲコゲコゲコ鳴いておりました。
ゲコゲコゲコゲコ、飽きもせずにずーっと、ゲコゲコゲコゲコ鳴いていました。
そう、気がつけば5月です。
もう今年の3分の1が終わったんですね。
早いなぁ、まだ何も始めてないよ・・・
行動せねば、です。

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