前回の記事最後で「ファイル名検索が出来ない理由はまた後日」と書いて早3ヶ月以上。
いやはや、時が経つのは早いですね、ははは。
気がつけばもう年末です。
思えば2017年も色んなことが・・・
はい、ごまかしてすみません。
早速前回のお話の続きをさせていただきます。
の前に、だいぶ間が空いたので、簡単にこれまでの流れをまとめましょう。
まず最初に、「Windows10でフォルダ名変更時にフリーズする」というトラブルが発生しました。
原因は、ファイル名等の検索機能サービス「Windows Search」が作成するインデックスファイルの肥大化でした。
ファイル名検索機能なんて使わねえよ! というわけでこの機能を無効化し、とりあえずのトラブル解決。
が、その後すぐにファイル名検索の助けが必要になってしまいました。
検索サービス「Windows Search」を無効化しているので検索窓にワード入力しても反応なし。
仕方なく該当サービスを有効化しようと設定画面を開くと、何故かすでに有効化済。
どうやらどこかのアップデートで勝手に有効化されたようです。
インデックス肥大化不具合は解消されたっぽいですが、じゃあなんでワード入力してもヒットしないの? そもそもどうやって不具合解消したの?
というのが、前回までの流れ。
結構長くなっちゃいましたね。
そしてここからが今回のお話。
解決策をお伝えする前に、Windows Searchをこのまま有効化したままにしておいて大丈夫なのか、またインデックスファイルが肥大化して不具合発生するんじゃないのか、というそっちのほうの悩みを解決させておきましょう。
色々と調べて得た情報を自分なりにまとめると、どうやらマイクロソフトさんはどこかのアップデートで、インデックスを作成する対象ファイル・フォルダの場所を、「PC内全域」から「比較的アクセスが多く、また検索機会が多い」場所に変更したようです。
その場所がどこかというと、ドキュメントフォルダやビデオフォルダがある、ユーザーフォルダです。
確かにこのフォルダ内にはよくアクセスするので、理に適った変更だと思います。
そしてもう一つ、インデックス作成を行うプロセスの優先度を下げる、という変更もしていました。
これによってフォルダ名変更時にこのプロセスに割り込まれてフリーズする、ということが無くなったようです。
本当はもっと細かい変更内容が書いてあったのですが、私なりにまとめるとこんな感じに。
わかれば良いのです、わかれば。
そういうわけで、色々不具合対策してくれたおかげでインデックスファイル肥大化不具合の悩みは解決しました。
しかし悩みが解決しただけで、問題は解決していません。
USBメモリ内にあるログデータを検索するために、いちいちインデックス検索範囲内であるユーザーフォルダ内にログデータをコピペするのは面倒臭すぎます。
かと言ってインデックス検索範囲をUSBメモリ内にまで拡大するのは、またインデックスファイル肥大化を起こしそうなのでやりたくありません。
そもそもインデックス作成プロセスの優先度が下がっているので、たとえログデータをユーザーフォルダ内にコピペしても、すぐには検索できません。
コピペしたあと、プロセスがインデックス作成完了するまで何時間待つことになるのやら・・・
さて、ここから解決策。
じゃあ一体どうすればいいのか、というお話。
答えは簡単、インデックスに頼らない検索を行えば良いだけ。
その検索方法は、以下の通り。
【インデックスを利用しない検索方法】
- エクスプローラーを起動します。
- ウィンドウ上の「表示」をクリックして、右端の「オプション」を選択します。
- 「検索」タブをクリックします。
- 「検索方法」枠内の「ファイル システムのファイル フォルダーの検索時にインデックスを使用しない」にチェックを入れます。
- 「OK」ボタンをクリックして閉じます。
以上で設定は終わりです。
ずばりそのまんまですね。
これでインデックスに頼らない検索が出来ます。
やれやれ、灯台下暗しですね、こんな身近なところに答えがあったとは。
無事解決して良かったですが、今度からちゃんと身近な設定を確認しないとですね。
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